
「重要:あなたのアカウントが停止されました」 「未払いの請求があります」

こんなタイトルのメールが、忙しい時間帯に急に届くこと、ありますよね。 水戸やひたちなか市の事業者さんからも、「今朝こんなメールが来て、怖くて仕事が手につかないんです」というご相談をよくいただきます。

まずは深呼吸しましょう。そのメール、99%の確率で「偽物」です。 焦ってボタンを押してしまうのが一番危険です。まずは落ち着いて、一緒に「犯人探し」をするような気持ちでチェックしてみましょう。
1. なぜこんなメールが届くの?(だいたいこの3つです)

私たちのような小さなお店や個人事業主を狙うメールには、だいたい決まったパターンがあります。
- 有名な会社のフリをしているから Amazon、楽天、カード会社、銀行、最近では「国税庁」や「電力会社」の名前を使うことも増えています。誰もが知っている名前を使って、油断させようとしています。
- とにかく「急がせる」ため 「24時間以内に」「今日中に」と期限を切ることで、冷静に考える時間を奪おうとしています。本物の会社が、いきなりメールだけで期限を切ることはまずありません。
- 「数打ちゃ当たる」で送っているから あなただけを狙ったわけではなく、適当なアドレスに何万通も一斉に送っています。たまたま届いただけなので、「情報が漏れたのかも!?」と過度に怖がらなくて大丈夫です。
2. 図解付きステップ解説:これって偽物?3つのチェックポイント
メールを開いたり、中のリンク(青い文字)を押したりする前に、以下の3箇所を見てみてください。

ステップ① 送り主の「アドレス」を見る
ここが一番のポイントです。メールの差出人の名前(例:Amazonサポート)だけでなく、その横にある**<>で囲まれた英数字の部分**を見てください。

- 初心者がつまずくポイント: スマホだと、最初は名前しか表示されていないことが多いです。「差出人」の部分をタップ(指でポンと押す)すると、隠れていた長いアドレスが出てきますよ。ここが公式のドメイン(例:amazon.co.jp)でなければ、すべて偽物です。

ステップ② 本文の「宛名」を探す
メールの書き出しを見てください。「○○様(あなたの名前)」が入っていますか?

- 初心者がつまずくポイント: 偽物のメールは、あなたの名前を知りません。だから「お客様」や「Amazonをご利用の方」といった、誰にでも使える言葉を使います。あなたの名前がなければ、無視してOKです。
ステップ③ 「日本語」に違和感がないか読む
文章を声に出して読んでみてください。どこかカタコトだったり、漢字が難しすぎたりしませんか?

- 初心者がつまずくポイント: 最近は翻訳機能が優秀になってきていますが、それでも「てにをは」がおかしかったり、日本では使わない漢字(簡体字)が混ざっていたりします。「ん?」と思ったら、その勘は当たっています。
3. それでも迷ってしまったら(無理はしないで!)

「アドレスも本物っぽいし、どうしても心配…」 そんな時は、メールの中のボタンや電話番号は絶対に触らないでください。

その代わりに、以下の方法で確認しましょう。
- いつも使っている「お気に入り」や「アプリ」からログインする メールからではなく、いつもの手順で管理画面に入り、本当にお知らせが来ているか確認します。
- 本物の請求書やカードの裏面に書いてある電話番号にかける メールに書いてある電話番号は、犯人の電話かもしれません。必ず手元にある資料から連絡先を探してください。
4. まとめ

怪しいメールが届いても、**「開かない、押さない、反応しない」**の3つを守れば、何も怖いことはありません。そのままゴミ箱に入れてしまって大丈夫です。
水戸市、ひたちなか市、那珂市、茨城町、常陸太田市、常陸大宮市、城里町のエリアでも、毎日のようにこうしたメールの相談を受けていますが、無視したことでトラブルになった方は一人もいません。
もし「間違って押しちゃったかも…」という場合でも、すぐにパソコンが爆発したりはしませんので、落ち着いてご相談くださいね。


