
ホームページに「保護されていない」って表示されて、なんだか怖いですよね。
ホームページに鍵がない?「保護されていません」と出る理由と対処法

「自分のホームページを見たら、アドレスバーに『保護されていません』と書いてある…」 「鍵のマークがついていないけど、これって壊れているの?」
そんなふうに不安になって、相談をいただくことが増えています。 でも、焦らなくて大丈夫ですよ。 これは、ホームページが壊れたわけではなく、「配送のルール」が変わっただけなんです。

まずは、原因を大きく3つに絞ってみていきましょう。
- 昔のルールのまま(http)になっている
- セキュリティの契約更新を忘れている
- ページの中に、古い画像が混ざっている

「鍵マーク」がないと何が起きるの?

専門用語では「SSL(エスエスエル)」と言いますが、名前は覚えなくて平気です。 修理屋として、私はよくこんなふうにお伝えしています。
「ハガキ」と「封筒」の違いです。

- 鍵がない状態(http): 内容がむき出しの「ハガキ」です。配達途中で、誰かが中身をこっそり見たり、書き換えたりできるかもしれません。
- 鍵がある状態(https): 中身が見えない「封筒」に入っています。これなら、途中で誰かに見られる心配はありません。
昔はハガキでも良かったのですが、今は「大事なお客様に見せるなら、ちゃんと封筒に入れましょう」というルールが当たり前になりました。 だから、封筒に入っていないサイトには「保護されていません(ハガキですよ)」という注意書きが出るようになったんです。
今の状態をチェックする3つのステップ

では、あなたのお店のホームページがどうなっているか、一緒に見てみましょう。 パソコンやスマホの画面を見ながら確認してください。
ステップ1:アドレスバーを見る ホームページの上の方にある、URL(住所)が表示されている場所を見てください。

ステップ2:先頭の文字を確認する 「http://」になっていませんか? もし「https://」と、「s」がついていれば、それは封筒に入っている(鍵がかかっている)状態です。
ステップ3:三角のビックリマークがあるか見る 「s」がついていない場合、文字の横に「⚠️」のようなマークや「保護されていない通信」という言葉が出ているはずです。
これが出ていても、今すぐサイトが消えるわけではないので、深呼吸してくださいね。
どっちを先に直すべき?優先順位の整理

「すぐに直さないとダメですか?」とよく聞かれます。 修理屋の視点でお答えすると、優先順位はサイトの中身によって変わります。
【優先度:高】お問い合わせフォームがある お客様の名前や電話番号を入力する場所があるなら、急いで対応しましょう。 ハガキに個人情報を書いて送ってもらうのは、お客様にとって不安だからです。

【優先度:中】読むだけのページ ブログやメニュー表を見るだけのサイトなら、情報が漏れる心配は少ないです。 ただ、「このお店、セキュリティは大丈夫かな?」とお客様が迷ってしまうかもしれません。

まずは、フォームがあるかどうかだけ確認できればOKです。
直すべきか、新しく作り直すべきか

ここで多くの方が悩みます。 「今のホームページに鍵をつけるだけでいいの?それとも作り直した方がいいの?」
判断の目安は、**「サイトを作ってからの年数」**です。
- 5年以内に作ったサイト: 今のサイトに「鍵(SSL)」を追加するだけで済むことが多いです。サーバーの設定を変えるだけで直ることもあります。
- 10年以上前のサイト: 鍵をつけるだけでは済まないことがあります。スマホで見づらかったり、デザインが古くなっていたりするなら、思い切ってリニューアルを検討しても良い時期かもしれません。

まとめ
鍵マークがないのは、決してあなたが悪いわけではありません。 ネットの世界のルールが新しくなっただけです。
私は普段、水戸市やひたちなか市、那珂市などの事業者さんのご相談に乗っていますが、この「鍵マーク」の相談はとても多いんです。 茨城町や笠間市の農家さん、常陸太田市や常陸大宮市、城里町の商店主さんからも、「よく分からないから見てほしい」と連絡をいただきます。 皆さん、最初は「何か悪いことをしたのかも」と不安そうですが、仕組みが分かれば安心されます。
まずは、自分のサイトが「ハガキ」なのか「封筒」なのかを知るだけで十分です。 今はここまでで大丈夫です。
もし、設定画面を見てもよく分からない、どうしても不安な場合は、無理せず誰かに聞いてくださいね。 間違ってボタンを押して画面が真っ白になるより、誰かに頼るほうが安全です。
【今日やるべき1つのアクション】 自分のお店のホームページを開いて、URLの始まりが「http」か「https」か、メモ帳に書き出してみましょう。

