
パソコンを使っていて、
「Cドライブの空き容量がほとんどない!」
と気付いたことはありませんか?
エクスプローラーから「PC」を開くと、Cドライブの空き容量が残りわずか。
写真やExcel、PDFなど、それほど大量に保存しているつもりはないのに、いつの間にか容量が減っていることもあります。
そこで困るのが、
「結局、何を消せばいいの?」
という問題です。
適当に大きなフォルダーを探して削除すると、Windowsや仕事で使っているソフトに不具合が起きる可能性があります。
一方で、確認する場所を知っていれば、Windowsのシステムファイルを無理に触らなくても空き容量を増やせる場合があります。
今回はWindows 11を中心に、「Cドライブの容量が少なくなったときに確認したい7つのポイント」を紹介します。
会社のパソコンで「何を削除していいのかわからない」という方も、ぜひ参考にしてください。
まずは「何が容量を使っているのか」を確認しましょう

いきなりファイルを削除する必要はありません。
最初に、「Cドライブを何が使っているのか」を確認しましょう。
💻 Windows 11で確認する場所
「設定」→「システム」→「ストレージ」
ここでは、
- インストールされているアプリ
- 一時ファイル
- ドキュメント
- 画像
- その他
など、ストレージの使用状況を確認できます。
写真・動画が原因なのか、アプリが原因なのか、一時ファイルが増えているのか。
原因によって対処方法は変わります。
💡 ポイント
「容量が大きそうなものを適当に消す」のではなく、「原因を確認してから整理する」ことが基本です。
① Windowsの「クリーンアップ対象候補」を確認する

最初に確認したいのが、Windows 11に用意されているストレージの整理機能です。
「設定」→「システム」→「ストレージ」を開き、クリーンアップ対象として表示される項目を確認します。
一時的に作られたファイルなど、不要になったデータを整理できる場合があります。
Windowsが用意している機能なので、よく分からないシステムフォルダーを自分で探して削除するよりも、こちらから確認する方が安全です。
⚠️ 注意
表示されたものを何も確認せず、全部削除するのはおすすめしません。項目の内容を確認して、必要なファイルが含まれていないことを確認してから実行してください。
② 「ダウンロード」フォルダーを確認する
意外と容量を使っているのが、「ダウンロード」フォルダーです。
仕事でパソコンを使っていると、次のようなファイルが次々と保存されます。
- Excel・Wordファイル
- ZIPファイル
- 写真
- 動画
- ソフトのインストールファイル
一度使っただけのファイルでも、自分で削除しなければ残っていることがあります。
特にZIPファイルや動画、画像データは容量が大きくなりやすいため、数年分蓄積するとかなりの容量になることがあります。
ただし、仕事で必要な資料が残っている可能性もあります。ファイル名だけで判断せず、必要なデータは別の場所へ移動してから整理しましょう。
③ ごみ箱に大量のファイルが残っていないか確認する
「ファイルをたくさん削除したのに、Cドライブの空き容量が思ったほど増えない」
そんな場合は、ごみ箱を確認してみましょう。
通常、Windowsで削除したファイルは、すぐ完全に消えるわけではありません。一度ごみ箱へ移動します。
そのため、大容量の写真や動画などをごみ箱へ移しただけでは、まだストレージを使用している場合があります。
⚠️ ごみ箱を空にする前に
ごみ箱を空にすると簡単には元に戻せません。必要なファイルが混ざっていないことを必ず確認してください。
④ 使っていないアプリを整理する
パソコンを何年も使用していると、昔使っていたソフトがそのまま残っていることがあります。
確認場所
「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」
ゲームや画像・動画編集ソフトなど、アプリによっては数GB以上使用していることもあります。
不要なアプリが見つかった場合は、Windowsの正規のアンインストール方法で削除しましょう。
🚫 やってはいけないこと
Program Filesなどにあるアプリのフォルダーを直接削除しないでください。
フォルダーだけを削除すると、設定や関連データが残ったり、後からトラブルになったりする可能性があります。
⑤ 写真・動画をCドライブに保存し続けていないか確認する
最近のスマートフォンやデジタルカメラは高画質になり、写真1枚、動画1本あたりのデータ容量も大きくなっています。
仕事で、施工写真・商品写真・現場動画・SNS投稿用素材などをパソコンへ取り込んでいる会社では、写真や動画だけで数十GB以上になることもあります。
こうしたデータをすべてCドライブに保存し続ける必要があるのか、一度見直してみましょう。
- 外付けSSD・HDDへ移動する
- NASへ保存する
- Googleドライブなどのクラウドストレージを活用する
💡 会社のデータは「移動」だけで終わらせない
大切なデータなら、保存場所とバックアップをセットで考えましょう。
⑥ OneDriveなどのクラウドデータも確認する

「クラウドに保存しているから、パソコンの容量は使っていない」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、設定によってはクラウド上だけでなく、パソコン側にもデータが保存されている場合があります。
OneDriveなどを利用している場合は、どのデータがPCにも保存されているのかを確認してみましょう。
また、OneDriveではデスクトップやドキュメントなどが同期対象になっていることもあります。
⚠️ OneDrive利用中は特に注意
容量不足だからといって、同期しているファイルを適当に削除すると、クラウド側にも影響する可能性があります。
「ファイルを削除すること」と「PC上の容量だけを解放すること」は同じとは限りません。
⑦ バックアップファイルがCドライブに蓄積していないか確認する

仕事用パソコンでは、バックアップデータが容量を圧迫していることもあります。
- 業務ソフトの自動バックアップ
- ホームページのバックアップ
- データベースのバックアップ
- ZIP形式で保存した過去データ
- 古い作業フォルダーのコピー
バックアップそのものは非常に重要です。
💡 ここをチェック
「バックアップを取っているつもりで、同じCドライブの中に何世代も保存されていないか?」を確認してください。
同じCドライブ内だけにバックアップを保存していると、パソコンやドライブ自体に障害が起きた場合、元データとバックアップを一緒に失う可能性があります。
バックアップデータが原因なら、「何世代残すのか」「どこへ保存するのか」まで見直しましょう。
Windowsフォルダーを直接削除して容量を空けるのは避けましょう

ここまで確認しても、「Windowsフォルダーそのものが大きい」と感じることがあるかもしれません。
しかし、C:\Windowsの中には、Windowsやアプリを正常に動作させるために必要なファイルが多数保存されています。
🚫 容量が大きい=削除していい、ではありません
Windowsフォルダー内の見覚えのないデータを、自己判断で直接削除するのは避けてください。
以前アポロン7のブログでも紹介しましたが、C:\Windows\Installerも自己判断で削除してはいけないフォルダーのひとつです。
アプリの更新・修復・アンインストールなどで必要になるファイルが保存されています。
ストレージセンサーを利用して「たまりにくくする」

容量不足を解消したあとに考えたいのが、「また同じ状態にしないこと」です。
Windows 11には「ストレージセンサー」という機能があります。
一時ファイルなどを自動的に整理して、ストレージ容量を管理するための機能です。
毎回Cドライブがいっぱいになってから慌てて削除するのではなく、こうした機能を利用して定期的に整理する方法もあります。
ただし、会社のパソコンでは、何が自動処理の対象になっているのかを確認してから利用することをおすすめします。
それでもCドライブが減り続けるなら「原因」を調べましょう

一度20GB空けても、数週間後にまたCドライブがいっぱいになる。
このような場合は、ファイルを削除することよりも、容量が増え続けている原因を調べることが重要です。
- 大量のメールデータが保存され続けている
- 業務ソフトがバックアップを作り続けている
- 写真や動画が自動保存されている
- クラウドサービスのデータがPCにも同期されている
「今回何GB空いたか」より
「なぜいっぱいになったのか?」が重要です。
SSDの容量そのものが足りない場合もあります
整理しても十分な空き容量を確保できない場合は、そもそもパソコンのストレージ容量が現在の使い方に合っていない可能性もあります。
特に、写真や動画を大量に扱う、Adobeなど容量の大きなソフトを利用する、業務データが年々増えているといった環境では、ファイル整理だけでは限界があります。
- 保存場所を見直す
- 外付けストレージを利用する
- NASやクラウドを活用する
- SSDの容量アップを検討する
- パソコン自体の入れ替えを検討する
会社のパソコンほど「とりあえず削除」は危険です
個人のパソコン以上に注意したいのが、会社で使用しているパソコンです。
会社のPCには、
- 会計ソフト
- 給与ソフト
- 販売管理ソフト
- CAD
- Adobe製品
- プリンター・複合機関連ソフト
- 独自の業務システム
などが入っている場合があります。
⚠️ ネットで見つけた削除方法を試す前に
「そのファイルは本当に削除していいものなのか?」
一度確認することをおすすめします。
茨城県の中小企業・個人事業主のパソコンのお困りごとはアポロン7へ
💻 こんなお困りごとはありませんか?
- Cドライブが赤くなってしまった
- 何を削除すればいいのかわからない
- 容量を空けても、すぐいっぱいになってしまう
- 会社のパソコンなので、勝手に削除するのが怖い
- 社内にパソコンに詳しい人がいない
そんなときは、アポロン7へご相談ください。
アポロン7では、茨城県を中心に、中小企業・店舗・個人事業主様のパソコンやIT環境に関するサポートを行っています。
Windowsの容量不足だけでなく、パソコン、プリンター・複合機、メール、ネットワーク、バックアップ、クラウド、WordPressなど、
「こんなこと、どこに聞けばいいの?」
というITのお困りごとにも対応しています。
容量不足は、単純に不要ファイルを削除すれば解決するとは限りません。
何が容量を使っているのかを確認して、
原因に合った方法で整理する。
仕事で使う大切なパソコンだからこそ、安全な方法で対処しましょう。
まとめ|Cドライブが赤くなったら、この順番で確認
- Windowsの「ストレージ」で容量の内訳を確認する
- クリーンアップ対象候補を確認する
- ダウンロードフォルダーを整理する
- ごみ箱を確認する
- 使っていないアプリをアンインストールする
- 写真・動画やクラウドデータの保存方法を見直す
- バックアップファイルが蓄積していないか確認する
それでも空き容量が増えない、または短期間で容量が減ってしまう場合は、別の原因が隠れている可能性があります。
「大きなファイルを見つけたから消す」のではなく、「なぜCドライブがいっぱいになったのか」を調べる。
これが、Windowsパソコンを安全に使い続けるためのポイントです。

